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画家が考える ホテルにおすすめの絵画や飾り方とは?絵画でホテルをより素敵空間に

ほとんどのホテルには絵画が飾ってあります。インテリアとして重要な役割を果たす絵画は、一枚あるだけで空間全体の雰囲気が変化させるもの。

しかし、正直多くのホテルは絵画の選択がおざなりになっているように思います。これは、高級ホテルも同様です。
そこで、今回はホテルの客室におすすめの絵画や飾り方を解説。海外でも活躍する画家・村田旭ならではの視点で、ホテルをより素敵にする絵画の力を紹介します。

 

「ホテル=非日常空間」なのに、絵画の選び方は…?

ホテルや旅館は、いつもとは違う「非日常」を楽しむための場所でもあります。良いホテルは、室内のインテリアも高品質の物を揃え、清掃も行き届いています。
しかし、そんなホテルでも部屋に飾ってある絵画は大量生産の版画だったり、あるいはやはり無機質な抽象画が多いように思います。

おそらく「部屋の雰囲気を邪魔しないように」や「盗難されないように」といった理由で、個性をあえて抑える目的もあると思いますが、「なんだか味気ない空間だな」と感じてしまうことはありませんか?

 

お客様にとって「本当に心地よい空間」をつくるには?

安くない金額を払い、非日常を楽しみに滞在するのであれば、部屋に飾る絵画もしっかり気を配りたいところ。本来ならホテルのような空間にこそ、美しい原画を飾るべきでは?と思います。

美しい原画が一枚あるだけでも、人の心は癒され、「素敵な絵画があったホテル」と印象に残るのではないでしょうか。
どんなに素晴らしいインテリアを揃えても、印象に残らなければ意味がありません。その点、絵画は目につきやすく印象にも残りやすいもの。
非日常を楽しむ場所だからこそ、絵画の力を借りて、より素敵な空間を演出するという選択肢も考えてほしいのです。

 

ホテルに飾る絵画の飾り方

では、ホテルをより素敵な空間にするために、どのように絵画を飾ればいいのかを作品を例に挙げてご提案したいと思います。

 

テーマを決めて飾る

例えば、ヨーロッパ風デザインのホテルなら、客室にはフランスの街並みの風景画。客室を華やかにしたいのであれば、バラの絵画を飾り「バラの香る部屋」としてプロデュースするといった方法も楽しいのではないでしょうか?

▲薔薇の絵画を並べて飾ると、お部屋もゴージャスに。

どのホテルにも、必ずコンセプトがあるはずです。ロビーやホールにはそれに合った素晴らしい原画が展示されているのに部屋の中までは気配りが感じられないように思います。

同様にコンセプトに沿った絵画によって、部屋の雰囲気との一体感も増し、お客様も喜ぶことでしょう。
ただ絵画を何となく飾るのではなく、テーマを設定することで、新しいホテルの楽しみ方をお客様に提案できるはずです。

 

小さな絵画を揃えて飾る

▲村田旭のハガキサイズ絵画

 

大きく価格が高い絵画でなく、ハガキサイズの小さな絵画を並べるだけでも、部屋の雰囲気は変わります。
特に2〜3枚並べて飾ると、絵画に「物語」が生まれ、ワクワクするような気持ちを演出できます。

例えば、花の絵画を3枚並べて飾ると、目にも留まりやすく、なおかつお客様も「考える」ことを楽しめます。「この3枚の違いは何だろう?」「私は真ん中の黄色の花が好き」など、絵の魅力に引き込まれ、その瞬間は日常のイザコザもきっと忘れていることでしょう。

そういった瞬間があるほど、ホテル空間はより特別なものになります。小さな絵画を数枚飾るだけで、他とは違うホテル空間を演出でき、より格別な部屋として印象に残るでしょう。

 

ホテルに飾るなら村田旭の「混合技法」の絵画がぴったり。その理由は?

版画でもなく抽象画でもない、ならホテルに飾るにはどんな絵画がいいのか。オススメしたいのは、村田旭の「混合技法」による絵画です。

混合技法とは水彩とパステルを使った絵画のことで、世界でも「珍しい」と驚かれる技法です。混合技法による絵画は、他の絵画をどう違うのかご紹介します。

 

油彩でも水彩でも出せない、独特の存在感と色彩

混合技法は水彩の透明感と、パステルの鮮やかな色彩、この2つを楽しめるが特徴です。性格の異なる2つの画材を合わせることで、唯一無二の色と存在感をつくりだします。

水彩だけだと淡くやさしい印象で、部屋に馴染みすぎてしまい印象に残りにくいもの。

反対に、油絵は色彩もハッキリとし、主張が強すぎるもの。癒しを求めてホテルに訪れるお客様にとっては、圧迫感を感じてしまうかもしれません。

その点、混合技法はパステルで程よい鮮やかを出しつつも、水彩ベースなので油彩のような強い存在感もありません。まさに、ちょうどいい色彩と存在感を楽しめる絵画なのです。

 

抽象的すぎず、リアリティすぎない

村田旭の混合技法による絵画は、印象に残りにくい抽象画でもなく、考える余地を与えないリアリティさもありません。
水彩とパステルを併用していることで生まれる、混合技法の独特の空気感や質感は見る人の心を惹きつけ、そして「これは何の花だろう?」と考える余裕を与えます。

この余裕こそ、見る人の心を落ち着かせ、心地よくさせるもの。よく分からないと突き放さず、説明もしすぎない。混合技法の絵画には、そんな他にはない魅力が詰まっています。

 

ホテルに飾るのにオススメ!村田旭の絵画

最後に、ホテルに飾るのにぴったりな、村田旭の混合技法の絵画をご紹介します。オンラインショップにて絵画も販売しているので、ぜひホテルにぴったりの絵画を探してみてください。

街の風景を並べて…

異国情緒あふれる街の絵画は、非日常的な風景であり心を躍らせるもの。カフェでお茶をする人々の笑い声が聞こえてきそうですね。
ヨーロッパ風のデザインやインテリアで揃えているホテルなら、海外の風景画でより異国の気分を高めてみてはいかが?

 

華やかなテーブル風景を並べて…

フランスの田舎町の日常を切り取ったような風景画。美しくセッティングされたテーブルの絵画を並べて飾れば、華やかさもアップします。
豊かな緑・色鮮やかな花々・太陽の光…見ているだけでも、日常の喧騒を忘れ、お客様の心が癒されるでしょう。

 

神秘的な湖の絵画を並べて…

森と湖などの自然を描いた絵画は、どんな方にも愛されるもの。混合技法ならではの色彩や透明感が、神秘的な雰囲気をより高めてくれます。
水のせせらぎや鳥のさえずり、そして森の香り。原画からはそんなあらゆる情報を感じ取れるのも魅力です。

 

青で落ち着く空間を演出

青は気持ちを落ち着かせる効果があります。青色でまとめたこの絵画は、日常の疲れを癒すホテルの部屋にピッタリの一枚。
ブルーの器が描かれていますが、柄や形はハッキリとは描いていません。「これはどんなコップなんだろう?」と、想像力を掻き立てることで、お客様にも印象深く残るでしょう。

 

花の絵画はどんな空間にも、どんな人にも合う

どれがいいか悩んだら、花の絵画を選んでみましょう。おそらく花を嫌いな人は、いないはず。性別や年代を問わず愛されるモチーフなので、見る人を選びません。

そして、どんなインテリアでも馴染みやすいのが花の絵画の魅力。一枚あるだけで、部屋全体を明るくし、見る人の心を癒します。
村田旭の絵画には、花をモチーフに描いたものが多いので、お気に入りの一枚をぜひ見つけてください。

 

▼村田旭の絵画はオンラインショップから購入できます
https://vseenoir.thebase.in/

 

村田旭の絵画で、ホテルの部屋をより癒し空間に

画家村田旭が考える、ホテルの絵画の飾り方やオススメ絵画を紹介しました。混合技法の絵画は世界的にも珍しいので、日本のみならず海外からのお客様にもきっと目に留まるはずです。

ホテルに飾る絵画を探している方は、お気軽に村田旭にご相談ください。
風景画・花・自然とあらゆるモチーフの絵画をご用意しているので、イメージにぴったりのものが見つかるはずです。

人の心を癒す絵画で、ホテルをより素敵空間にしませんか?

 

▼村田旭のオンラインショップはこちら
https://vseenoir.thebase.in/

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